様々の個性


風車の効率は、下式のように取得エネルギーに関係してきます。風速が2倍になった場合、風力エネルギーは8倍になります。


取得エネルギー = 風車効率 × 風のエネルギー

 P(W)=CP×(ρAV3)/2

風車効率は、理論的に
59.3%が最高です。


P :取得エネルギー [W]
CP:風車効率 (下記参照ください)
ρ :空気密度 [kg/m3]
A :受風面積 [m3]
V :風速 [m/s]
種 類 効率 回転数
オランダ形 20% 低速
多翼形 25% 低速
セイルウィング形 20% 低速
バイシクルホイール形 25% 中速
プロペラ形 45% 高速
サボニウス形 15% 低速
ツィストスイニー形 10% 低速
ダリウス形 40% 高速
ジャイロミル形 40% 高速
基本的には高速回転すると風車の方が風切り音が出てしまいます。翼の枚数が少ない風車は、回転数は高くなり、翼枚数が多いと回転数が低くなる傾向にあります。また、翼の枚数が多い風車は、回転トルクが大きくなり力仕事に向いています。多翼型風車は、典型的な例で揚水用の動力として使われます。

風車の分類 風車の分類図 上記写真提供: 松本文雄氏
ソフィアエンジニアリング株式会社

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代表者:江口英範

日本風力エネルギー協会 理事 / 山口・九州支部長
自然エネルギー研究会 幹事
バーチャルファンデーションジャパン 監事
日本国際民間協力会(Nicco) 会員