広めよう風力発電

 エネルギーとしての風力エネルギー(Wind Energy)は、枯渇しない「再生可能エネルギー(Renewable Energy)」であり、火力発電のように二酸化炭素(CO2)や硫黄酸化物(SOX)を排出せず、原子力発電のように放射性廃棄物を排出しない「クリーンなエネルギー資源」です。
石油資源の埋蔵量に相当するものを風力賦存量といいます。石油の場合、中東などの一部の産油国で採取されますが、風力エネルギーの場合、目には見えませんが風が強い場所に資源があるのです。それは資源の少ないわが国において、最も身近な「エネルギー資源」であるといえます。日本の風力エネルギーの賦存量は、「全国風況マップ」(’94 NEDO調査資料)で見ることができます。
 この風力エネルギーを利用した風車は、ヨーロッパでは700年以上前から動力源として粉引きや揚水に使用されてきました。代表的なものにオランダのザーンス・スカンスの風車や地中海クレタ島のギリシャの風車があります。

風力エネルギーが発電として利用され始めたのは、19世紀初頭である。航空機や流体力学、空気力学の発展により高速で回転するプロペラ形風車などの風車が研究されてきました。現代の風車の主流であるプロペラ形風車は、吹く風に対して羽根の先端の速度が約4〜8倍程度あるのが特徴です。近年の風力発電機は、風車の直径が100m近くありジャンボジェットの大きさと変わりありません。また、欧米では海上に風車を設置する洋上(オフシュア)風力発電の技術が進んでおり、日本においても、近いうちに日本初の洋上風力発電が完成します。今後、海洋立国である日本においても洋上風力発電は充分期待ができます。


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代表者:江口英範

日本風力エネルギー協会 理事 / 山口・九州支部長
自然エネルギー研究会 幹事
バーチャルファンデーションジャパン 監事
日本国際民間協力会(Nicco) 会員