風車の原理


近年、環境問題の顕在化と共に風力発電機は急速にその数を増やし私たちの身近なものになってきました。
その風力発電機の特徴を簡単に説明します。

風車は自然の風によって回ります。一般的であるプロペラ型(右写真)は飛行機を浮かせる力(揚力)と同じ力を利用して回ります。また、風車には風に押される力(抗力)で回る風車もあり、大きくこの二つに分けることができます。

プロペラ図写真
風力発電機の取得できるエネルギーは、風のエネルギーを100%としたとき約30%です。右図のように風車の効率、機械の効率、電気の効率に依存します。風力発電機といっても種類は様々。風車の効率は十数%ものから45%ぐらいのもの、増速機の無いものもあり効率もいいものもあります。効率も重要ですが、風はCO2を排出しないクリーンなエネルギーであることをお忘れなく。

風車の回転方式は、水平軸型と垂直軸型の二つに分けることができます。主となる回転軸が風に対して水平であるか垂直であるかの違いによるものです。一般的な風力発電機であるプロペラ型は水平軸風車に分類できます。回転面を風上に向けなければいけません。(指向性) 一方、垂直軸型は360度どの方向からの風も受止めることができます。(無指向性)
ソフィアエンジニアリング株式会社

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代表者:江口英範

日本風力エネルギー協会 理事 / 山口・九州支部長
自然エネルギー研究会 幹事
バーチャルファンデーションジャパン 監事
日本国際民間協力会(Nicco) 会員